近年「雷サージ」という言葉が、テレビ・新聞・インターネットで取り上げられる機会が増えています。
雷サージとは「雷によって発生する一時的な過剰電圧・電流」のことです。
今回は、雷サージによる被害についてまとめましたので、参考にしてみてください。
▼雷サージによる被害
■家電製品の故障
雷サージが発生すると、コンセントと電源プラグがつながった家電製品に過剰な電流が流れこみ、故障する被害に見舞われます。
家電製品の電源プラグをコンセントに差し込んだままにしているご家庭では、被害が甚大になる可能性が高いでしょう。
■通信機器の破損
電線には電話線や光ファイバーケーブルといった、通信に関係するケーブルがつながっています。
雷サージは通信ケーブルにも流れ込むため、通信機器を過剰な電流によって破損させてしまうのです。
LANケーブルはもちろんのこと、ケーブルにつながるパソコンやモデムが、一瞬で破損してしまうケースも少なくありません。
■電子機器の漏電
雷サージが発生すると電子機器に過剰な電流が流れ込み、漏電する可能性もあります。
漏電は目に見えないため感電事故につながりやすく、可燃性の物質に触れると着火する恐れもあり非常に危険です。
▼まとめ
雷サージが発生すると「家電製品の故障」「通信機器の破損」「電子機器の漏電」といった被害をもたらします。
一時的に過剰な電流が流れ込む雷サージは、さまざまなところに多くの被害をもたらすと考えた方がよいでしょう。
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