漏電の調べ方とは?

分電盤の漏電ブレーカーが頻繁に落ちる場合、家のどこかで漏電している可能性があります。
しかし、具体的にどこを調べればいいのでしょうか。
今回は、漏電の調べ方について解説します。
▼漏電の調べ方
■ブレーカー
分電盤には複数のブレーカーがついており、これらを使って漏電の有無と発生場所を調べることが可能です。
全ての安全ブレーカーを切って漏電ブレーカーのつまみを下げたら、再び漏電ブレーカーを上げて安全ブレーカーを1つずつ入れます。
安全ブレーカーを入れていく途中で漏電ブレーカーが落ちたら、そこが漏電している場所です。
■クランプメーター
クランプメーターは電流による磁界を測る装置で、電気回路を開かずに電流の値を測定できます。
ブレーカーの配線にクランプメーターを挟むと、漏電している配線に漏れた電流が計測される仕組みです。
■絶縁抵抗計
電力回路の絶縁抵抗測定試験に使われる絶縁抵抗計も、漏電の場所を調べるのに役立ちます。
絶縁抵抗計を使えば、測定場所の電流が規定値以上に通電していないかどうか、確認できるからです。
ただし、計測が終わったら必ず放電しないと、感電してしまう危険性があります。
▼まとめ
漏電しているかどうかを調べるには、ブレーカー・クランプメーター・絶縁抵抗計を使用する方法があります。
ブレーカーは分電盤によって操作できますが、クランプメーターと絶縁抵抗計は専門の道具が必要です。
感電のリスクを伴う場合もありますので、漏電が疑われる際は専門家に調べてもらいましょう。
千葉市で漏電に気づいた際は、電気工事を手掛ける『株式会社Story』にご相談ください。
豊富な経験と技術力を駆使し、スピーディーに対応いたします。

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